外壁の素材には様々なものがあります。タイル貼り、サイディング貼り、モルタル下地に塗料の塗布・・・etc。
その中に『モノプラル』という商品名で“フランスしっくい”として、左官施工による外壁材があります。
仕上がりとして自然素材特有の風合がとても良いのです。新築時にそれを選択した一番のセールスポイントとして塗り替えは不要というものもあったと思います。ただし、(やや結論付けて言いますが)お住まいの周囲の環境や建物の形状により、汚れは付着しやすく、実際には特に黒ずんだ汚れが目立つようになります。ひび割れ(クラック)も多い気がします。
『モノプラル』の細々としたデメリットはここでは省略しますが、いわゆるメンテナンスフリーとはどうしても言い難いのです。
結局、今回『モノプラル』のメンテナンスとしては“汚れ落とし”ではなく“塗り替え”としてジョリパットフレッシュ(AICA)を採用しました。元々は品質の良いモノプラルの風合を維持し、なおかつ美観を長持ちさせます。
仕上がりは上品で、ただし透過性シーラーによる下地処理がとても大切で、仕上げまで計4回塗りの手間ひまかけた施工となります。
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